「スノボに何を持って行けばいい?」
「準備できたけど忘れ物が心配…」
「あると便利なおすすめアイテムは?」
この記事では、スノーボード歴20年以上の現役インストラクターが、スノボにおすすめの持ち物チェックリストを紹介します。
ただでさスノーボードは荷物が多くて準備が大変で、もし忘れ物をすると、前の日の準備やせっかくの早起きが台無しになってしまいます。
私はゲレンデに到着してから「スノーボード」を忘れたことに気付き、2時間かけて取りに帰った経験があります。
この記事を読めば、スノーボードに必要な持ち物を整理でき、準備にかかる時間を短縮できます。
1.スノーボードの持ち物チェックリスト
初めに「持ち物チェックリスト」を公開します。
リストは「必ず必要なもの」「あると便利なもの」「積雪や降雪時に必要なもの」の3つに分けていますので、後で順に説明していきます。
2.スノーボード必須アイテム
持ち物チェックリストの内容を、スノーボード必須アイテムから順に説明します。
板
スノーボード本体(ビンディング付き)です。
ソールカバー(ニットケース)をかぶせておけば、持ち運ぶときに板を傷付けたり車内を汚すことがありません。
ブーツ
スノーボード用のブーツです。
使用後は濡れるので専用のブーツケース(無ければナイロン袋など)に入れて持ち運びましょう。
ウェア
スノーボード用のウェア(ジャケット、パンツ)です。
天気や気温によってパーカーやレインウェアでも滑れますが、山の天気は変わりやすく初心者にはおすすめできません。
グローブ
こけて手を着いたときのケガ対策、また防寒対策として必要です。
防水性と撥水性があるグローブなら快適にスノーボードを楽しめます。
ゴーグル
太陽のまぶしさや紫外線だけでなく、天気が悪いときは雨や吹雪から目を守ってくれます。
ゴーグルを着けない人もいますが、こけて顔を打つこともあるので絶対必要です。
ニット帽(ビーニー)
こけて頭を打ったときのケガ対策、また防寒対策として必要です。
最近はヘルメットをかぶっている人も増えてきました。
靴下(ソックス)
厚手で丈が長くてサイズが合っていれば、専用のソックスでなくてもOKです。
雨の日や春は解けた雪がブーツの中に浸み込むので、替えの靴下があると良いです。
インナー
ウェアの下には、ユニクロのヒートテックや極暖など暖かいインナーを着ておきましょう。
ウェアとインナーの間に着る服(ミドルウェア)にはフリース、パーカーなどがおすすめです。
リフト券ホルダー
リフト券を入れておくためのケース(パスケース)です。
リフトに乗るたびに係員の人に提示します。
一般的な腕に巻くタイプのほか、足に巻いたり手の甲につけるものなど多くの種類があります。
小銭入れ
ゲレンデのレストランでお昼ご飯を食べたり、休憩で飲み物を買うためのお金を入れます。
リフト券ホルダーにチャック付きのポケットなどがある場合は不要です。
スマホ
友達と連絡を取り合ったり、写真や動画を撮影します。
濡れないようにスマホ用の防水ケースやジップロックに入れておくと安心です。
財布
お金、クレジットカード、身分証明書、健康保険証など貴重品を入れておきます。
身分証明書、健康保険証は、ケガ、事故、トラブルにあったときなどに必要です。
着替え
スノーボードは汗をかいたり、雨や雪に濡れます。
帰る前に着替えて風邪をひかないようにしましょう。
3.あると役立つ便利グッズ
スノーボードに絶対必要というわけではありませんが、あると役立つ便利グッズを紹介します。
フェイスマスク
晴れた日の日焼け対策、また寒い日の防寒対策用です。
これがないと吹雪など天気が悪い日に顔に雪や雨が当たって痛いです。
ネックウォーマー
首元が暖かく快適です。
鼻まで上げればフェイスマスクの代わりにもなります。
日焼け止め
紫外線から肌を守ります。
フェイスマスク、ゴーグルを着けて肌を一切出さないのであれば無くてもよいでしょう。
リップクリーム
乾燥や紫外線から唇を守ります。
フェイスマスクと擦れて唇が荒れやすくなるのでこまめに塗り直すと良いです。
プロテクター
こけたときの痛みやケガを防いでくれ、防寒対策にもなります。
オススメはお尻(ヒップ)と膝(ヒザ)のプロテクターです。
レインウェア(カッパ)
雨の日にウェアの下に着ればインナーが濡れません。
寒いときに中に1枚着るだけで暖かさが全然違います。
タオル
濡れたボードを車内に積む前に一拭きすれば車内が汚れません。
車内に落ちた水滴を拭き取ったり、汗を拭いたりもできます。(もちろん別のタオルで)
雪払い用のブラシ
滑った後、スノーボードを車内に積む前に付いた雪を払い落とします。
ビンディングの細かい部分はタオルでは拭き取れないためこのブラシが役立ちます。
ドライバー
ビンディングのネジ(ビス)を締めたり緩めたりするのに使います。
スキー場にも備え付けてありますが、混雑していると待たされるので持参しておくと便利です。
サングラス
スキー場までの行き帰りやスキー場での休憩時間に使います。
晴れた日のスキー場はかなり日差しが強いです。
滑走中は、サングラスではなくゴーグルを使用してください。
お菓子、飲み物
行き帰りの車内で食べたり、スキー場のレストランが満席のときにあると助かります。
ジュース、コーヒー、パン、おにぎり、飴など途中のコンビニで買っておくと良いです。
割引券
初めて行くスキー場であれば、事前にネットで割引券がないか検索しましょう。
行く途中のコンビニなどでリフト券が割引料金で買えることも多いです。
4.積雪や凍結時に必要なもの
スノーボードには直接関係ありませんが、積雪や凍結に備えて車に積んでおくと安心なアイテムを紹介します。
タイヤチェーン
スキー場にいくときは当然スタッドレスタイヤを履きます。
豪雪地帯に行くときはタイヤチェーンも必ず車に積んでおきましょう。
雪かきスコップ
大雪で車がスタックしたときなど、スコップがあると自力で脱出できます。
僕はこのスコップにこれまで何度も救われてきました。
スノーブラシ(雪下ろし棒)
車に積もった雪を下ろすのに使います。
車に1本積んでおくだけで安心感が全く違います。
長靴
積雪時に車外で作業するときに役立ちます。
スニーカーだとすぐビショ濡れになるので長靴やスノーブーツは必要です。
アイススクレーパー
寒い日に車のフロントガラスに張り付いた氷や霜を取ります。
暖房で解けるのを待つより確実に早いです。
ホームセンターやカー用品店で解氷スプレーを買っておけばより安心です。
5.おわりに
この記事では、スノーボードの持ち物チェックリストを紹介しました。
スノーボードは持ち物が多く準備が大変ですが、この記事のチェックリストを活用すれば、忘れ物がなくなり、準備にかかる時間も短縮できます。
この記事が、スノーボードの準備や忘れ物に悩んでいる人の参考になれば幸いです。
以下の記事では、スノーボードの板やウェアの選び方を解説していますのでぜひご覧ください。
コメント