「スノーボードに飽きた」
「スノーボードがつまらない」
「スノーボードをもう辞めたい」
スノーボードを長く続けていれば、1度や2度は誰でも思うことがあるかもしれません。
私はスノーボード歴20年以上ですが、実際に周りの友達は結婚、出産、子育てなどでどんどんスノーボードから遠ざかって行きました。
そのたびに自分だけがとり残されたような何とも切なく寂しい気持ちになったものです。
でも、私はスノーボードを辞めようと思ったことは一度もありません。
この記事では、スノーボード歴20年以上の現役インストラクターが、スノーボードに出会い、辞めずに続けてきたことで得た5つの変化について紹介します。
もしスノーボードに飽きてもう辞めたいと思っている人がいたら、ぜひこの記事を読んで長く続けていただけたら嬉しいです。
1.スノーボードに出会えて人生が変わった
さきほど書いたとおり、私はスノーボードを辞めようと思ったことは一度もありません。
今でも年30回以上はスノーボードに行きます。
スノーボードに対する気持ちはまったく衰えることがありません。
それどころか、80歳まで続けたいとさえ思っています。
なぜこんなにスノーボードが大好きなのか。
それは、私はスノーボードに出会って人生が変わったからです。
だからスノーボードには感謝しかありません。
辞められるわけがないのです。
2.私が得た5つの素晴らしい変化
それでは、私がスノーボードに出会い、続けてきたことで得た5つの素晴らしい変化を紹介します。
- 冬の魅力に目覚めた
- 新しい仲間と出会えた
- 行動力が爆上がりした
- 筋肉がガッシリ育った
- 仕事の効率がアップした
①冬の魅力に目覚めた
1つ目は、大嫌いだった冬が大好きになったことです。
スノーボードをしない人にとって、寒い冬や雪は好きになれないかもしれません。
私の地元では、冬は道に20~30cm雪が積もることもあります。
こんな時は、道が渋滞したり、電車やバスが遅れたり止まったりするので、周囲の人は「雪なんて降らなければいいのに」とよく話しています。
私は「そうですよね~」なんて話を合わせながらも、心の中では複雑な心境です。
逆に地元の山の初冠雪や大雪予報などがニュースになるとワクワクしてきます。
心の中で一人ガッツポーズです。
日本には四季がありますが、そのうちの1つである冬を嫌だなと思いながら過ごすのはもったいないです。
スノーボードのおかげで冬を好きになり、冬の到来を待ち遠しく思えるなんて素晴らしいことだと思いませんか。
②新しい仲間との出会い
2つ目は、スノーボードを通してたくさんの仲間と出会えたことです。
私は人づきあいが超苦手です。
でも、大好きなスノーボードのことなら誰とでもいくらでも話せます。
特にスノーボードのインストラクターになってスクールに所属してから仲間が一気に増えました。
インストラクターの世界にいざ飛び込んでみれば、自分より上手な人、自分よりスノーボードのことを考えている人ばかりです。
職種も会社員、公務員、会社の社長さん、学生、主夫(婦)などさまざまです。
その人たちから多くのことを学び刺激を受けることで、スノーボードの技術だけでなく人間的にも大きく成長できたと思っています。
この記事の最初で、友だちがどんどんスノーボードから遠ざかって寂しいと書きましたが、その数以上にたくさんの仲間との新しい出会いがあったことは私の人生の宝物です。
③行動力が爆上がりした
3つ目は、圧倒的に行動力が上がったことです。
私はもともと家にいるのが好きだったのでほとんど外に出ることはありませんでした。
でもスノーボードを始めてから、いつの間にかめちゃくちゃ活動的になっていました。
一人で滑りに行くのは当たり前ですし、スキー場が遠ければ雪山で車中泊もします。
冬以外にも車中泊で一人旅に行くようになりました。
また、スノーボードのオフトレとしてジャンプの練習場に行ったり、スケートボードやサーフスケートもします。
こんなに活動的な姿を以前の自分が見たら驚くことでしょう。
そもそも、雪が降った翌朝に、わざわざ雪道を運転して寒いスキー場に向かうのですから、行動力が上がるのは当然かもしれませんね。
④筋肉がガッシリ育った
4つ目は、滑れば滑るほど体がムキムキになっていくことです。
スノーボードは全身を使うスポーツなのでエネルギーの消費量がすごいです。
シーズン中はいくら食べてもまったく太りません。
私は学生時代、ほとんど運動なんてしないモヤシっ子でした。
でもスノーボードのおかげでみるみる体が引き締まり筋肉質になりました。
は今40代ですが、職場で同年代の男性を見るとお腹がぼっこり出ている人が多いです。
そのぽっこりお腹を横目で見ながら、割れた自分の腹筋をさすって少し誇らしい気持ちになります。
でも、スノーボードは楽しようと思えばいくらでも楽に滑ることができます。
なのでちゃんと苦しい基礎練習を自分に課すことが必要です。
例えば、プレス系のグラトリ、低速カービング、ダイナミックカーブ(伸ばし押し荷重、抱え込み抜重の滑走方法)をやるとスタミナがどんどん削られて良い練習になります。
⑤仕事の効率がアップ
5つ目は、仕事が早くなり残業が減ったことです。
週末の金曜日は、翌日のスノーボードのことで頭がいっぱいなので早く仕事を終わらせなければなりません。
そのため、どうやって早く仕事を片付けようかと金曜日は朝から頭がフル回転です。
おかげで仕事が早くなり残業が減りました。
また、スノーボードは持って行く荷物が多いので、知らず知らずのうちに「準備力」や「段取り力」も磨かれていきます。
これも仕事が早くなる要因の1つだと思います。
私はできるだけ準備に手間や時間をかけたくないので、いつも自分で作った「持ち物チェックリスト」を見ながら荷物をまとめて忘れ物をしないように気を付けています。
3.おわりに
最後までお読みいただきありがとうございました。
この記事では、私がスノーボードに出会い、続けてきたことで得た5つの素晴らしい変化について紹介しました。
この記事が、スノーボードを辞めようかと悩んでいる人のお役に立てば幸いです。
以下の記事では、私のスノーボードの楽しみ方を紹介していますので、ぜひ併せて読んでみてください。
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